初GIタイトル奪取なるか  6月24日 宝塚記念(GI) JRA

今回は、悲願のGIタイトルを目指す1頭、ウインバリアシオンを紹介していこうと思います。

ウインバリアシオンはハーツクライ産駒で、2010年8月の新馬戦でデビューすると、2着に3馬身差をつけて快勝。

デビュー勝ち上がりとなりました。翌月にはオープン戦の野路菊ステークスに出走し、ここでも2着に2 1/2馬身差をつけ、2連勝。

早くもクラシックを意識させる内容で勝ち進みます。

休養後、クラシックの登竜門であるラジオNIKKEI杯2歳ステークス(GⅢ)に臨み、ここでは休み明けの影響か、4着に敗れ、2歳でのレースを終える事となりました。

3歳を迎え、まずはきららぎ賞(GⅢ)へ。

中団からレースを進めるも、前の馬のペースが落ちず、ここでも4着と敗れ、皐月賞(GI)トライアルの弥生賞(GⅡ)では、大混戦となるも7着に敗れ、ダービー(GI)へと照準を切り替えます。

そして迎えた青葉賞(GⅡ)、近走での結果から、6番人気となりますが、レースでは終始後方に待機。

直線を向くと、抜群の手応えで進出。

上がり最速の3F33.6秒で駆け抜け、通算3勝目を重賞制覇というかたちで挙げる事となりました。

そして競馬関係者が夢見るダービーへと駒を進めると、不良馬場ながら15番手で皐月賞馬オルフェーヴルを追走。

直線を向き、やはり今回もメンバー最速の上がりを見せるものの、オルフェーヴルに1 3/4馬身届かず、無念の2着となりました。

この後休養に入り、菊花賞(GI)トライアルの神戸新聞杯(GⅡ)へ。

オルフェーヴルとのリベンジマッチとなりましたが、ダービーよりも差の開いた2 1/2馬身差の2着。

そして残る1冠の菊花賞でも、2 1/2馬身離された2着となり、オルフェーヴルの3冠達成を見る事となりました。

休養せずに向かったジャパンカップ(GI)では、今までの経験から、捲り気味で直線を向くも、その反動もあってか古馬に完敗。

5着となって3歳でのレースを終えます。

年が明けて4歳を迎え、京都記念(GⅡ)から始動し、後方待機策でレースに挑みますが、1年先輩の馬達の前に6着と完敗。

翌月の日経賞(GⅡ)では、ネコパンチの大逃げに遭うものの、何とか2着を確保し、菊花賞以来の連対を果たします。

そして迎えた天皇賞(春)。

ここでも逃げを打ったビートブラックが破格のタイムを叩きだし、3着を抑えるのが精一杯の結果となりました。

ここ2戦では逃げ馬の作る展開にはまってしまいましたが、馬券内は確保しており、やはり実力が上位な事には変わりありません。

宝塚記念で悲願のGIタイトルを奪取するのか、期待してウインバリアシオンを応援しようと思います。

マイルチャンピオン決定戦 2012年 安田記念 JRA GI

6月1週目、いよいよ安田記念の開催となりますが、今年はどんな馬が出走するのでしょうか?

ステップレースの結果などをおさらいしてみようと思います。

京王杯スプリングカップ(GⅡ)
1着 サダムパテック
2着 レオプライム
3着 インプレスウィナー

ヴィクトリアマイル(GI)
1着 ホエールキャプチャ
2着 ドナウブルー
3着 マルセリーナ

メイステークス(OP)
1着 エーシンリターンズ
2着 ステラロッサ

読売マイラーズカップ(GⅡ)
1着 シルポート
2着 ダノンシャーク
3着 コスモセンサー

ダービー卿チャレンジトロフィー(GⅢ)
1着 ガルボ
2着 オセアニアボス
3着 ネオサクセス

NHKマイルカップ(GI)
1着 カレンブラックヒル
2着 アルフレード

上記には、去年のマイルチャンピオンシップ(GI)を制したエイシンアポロン、2着のフィフスペトル、去年の安田記念を制したリアルインパクト、2着のストロングリターンの名前が入っていない事からも、やはり例年通りの大混戦模様となっています。

果たして今年の安田記念はどの馬が制覇するのか、今年も3歳馬にさらわれてしまうのか、登録馬も含めて、予想が今から楽しみです。

JRA 日本ダービー(GI) 2012/5/27

いよいよ日本ダービーを迎えるにあたり、過去に日本ダービーを制した内の1頭、タニノギムレットにスポットを当ててみようと思います。

タニノギムレットは父親ブライアンズタイム、母親タニノクリスタルという血統で、2011年の8月に2歳でデビューします。
デビュー戦はダート1,000mに出走し、1番人気の支持を集めるも2着に敗れ、この後しばらく休養に入ります。

休み明けの12月、芝のレースへと転向し、1,600mの未勝利戦に出走。
久しぶりのレースにはなりましたが、なんと2着に7馬身もの差をつけて圧勝。

その名を轟かせる事になります。3歳となり、まずはシンザン記念(GⅢ)に出走すると、3番手から6番手にポジションを下げて直線を向くと、前走での圧巻の内容とまでは言えないものの、叩き合いの末に半馬身抑えてゴールイン。

重賞勝利を2連勝で飾ります。

続いて翌月のアーリントンカップ(GⅢ)に出走すると、初勝利を挙げた未勝利戦で見せた強さを発揮。

中団からレースを進め、6番手で直線に向くと、2着に3.5馬身差をつけて完勝。

重賞連勝を果たします。そして翌月の皐月賞トライアル、スプリングステークス(GⅡ)に出走。

後方からレースを進めると、一気の捲りで2着馬にクビ差競り勝ち、重賞3連勝。

意気揚々とGI戦線に乗り込みます。

迎えた皐月賞、当然の1番人気に支持され、ここでも後方待機策でレースを展開。

期待した様に、直線ではメンバー中最速の上がりで進出しますが、2頭をかわすまでには至らず、まさかの敗戦。

リベンジを果たすべく、ここで日本ダービーではなく、NHKマイルカップへと向かいます。

ここでも1番人気となり、前走同様に後方からレースを進めますが、皐月賞同様、ここでも2頭に先着を許し、再び敗戦を喫します。

休養も考えられる中で、陣営はダービーへの参戦を発表。

何とかGIタイトルをという期待をかけられ、タニノギムレットが春のGI3戦目に突入。

やはり後方からレースを展開し、東京の長い直線で勝負をかけると、出走メンバー最速の脚を繰り出し、やや前のポジションにいたシンボリクリスエスを1馬身かわしたところでゴールイン。

ついにタニノギムレットはGIタイトルを奪取するとともに、ダービー馬として競馬の歴史に名を刻む事となりました。

この後、タニノギムレットは屈腱炎を発症し、引退する事となりましたが、種牡馬としても、あの名牝、ウオッカを輩出した事でも知られ、父仔日本ダービー制覇を達成するとともに、史上初の父娘日本ダービー制覇を達成するなど、今尚その名を知らしめています。

今年も産駒のオールザットジャズが福島牝馬ステークス(GⅢ)を制し、ヴィクトリアマイルへ参戦するでしょう。

又、ミッドサマーフェアがフローラステークス(GⅡ)を制し、オークスでの活躍が期待されます。

日本ダービー馬、タニノギムレットを思い出しながら、今年も競馬の祭典日本ダービーを、酒の肴に楽しみたいと思います。

ヴィクトリアマイル(GI) 前哨戦

ヴィクトリアマイルへ向けてのトライアルレースである、阪神牝馬ステークスが行われましたので、レース結果を掲載しようと思います。

1着  クィーンズバーン
2着  マルセリーナ
3着  フミノイマージン
4着  エーシンリターンズ
5着  スプリングサンダー
6着  チャームポット
7着  アパパネ
8着  エーシンハーバー
9着  サワヤカラスカル
10着  レディアルバローザ
11着  アンシェルブルー
12着  キョウワジャンヌ
13着  オウケンサクラ
14着  カトルズリップス
15着  セブンシークィーン
16着  フォーエバーマーク
17着  ゴールドピアース

上記の結果となった訳ですが、1番人気に支持されたスプリングサンダーが5着と敗れ、格上挑戦となったクィーンズバーンの逃げ切り勝ちとなりました。
マルセリーナが2着に入り、桜花賞を制して以来の連対を果たした事は、ヴィクトリアマイルに向けて楽しみが増えましたね。
クィーンズバーン、3着のフミノイマージンより2kg負担重量が重かった事を考えれば、勝ちに等しい内容だったと思います。
アパパネが休み明けで出走し、7着となりましたが、休み明けに結果が出ないのは、ある意味アパパネらしい内容かもしれません。
一叩きして、本番のヴィクトリアマイルで良化が見込める事に期待したいと思います。

GI NHKマイルカップ 東京競馬場 芝1,600m

NHKマイルカップに向かうレースとして、近年、毎日杯(GⅢ)の重要度がかなり高まっている様に思います。
ここで、今年の毎日杯を制したヒストリカルの戦績など振り返ってみましょう。
ヒストリカルの父親は、今年のクラシック戦線を賑わせているディープインパクト、母親がブリリアントベリー、母父ノーザンテーストという血統です。
去年の11月に芝2,000mの新馬戦でデビューすると、後方から鋭く伸び、クビ差かわして1着でゴールイン。
デビュー勝ちを収めます。

2戦目は、クラシックへ向かうレースとしてよく使われる、芝2,000mのエリカ賞(500万下)を選択。
ここでも後方からのレースを展開しますが、牝馬のヴィルシーナなどにコンマ2秒差の5着に敗れ、2歳のレースを終えます。
3歳となって初戦、同じく500万下の芝2,000m、福寿草特別に出走。メンバー中最速タイの上がり3ハロン33.7秒で駆け抜けますが、勝ち馬に逃げ切られ、4着と敗退します。

次走は、重賞に初挑戦。

きさらぎ賞(GⅢ)に登録し、1勝馬ながら4番人気の支持を集め、ワールドエースには敗れるものの、ここでもメンバー中最速、脅威の上がり3ハロン32.8秒で2着に食い込み、賞金を加算します。そして向かえた毎日杯。

きさらぎ賞で見せた脚がインパクトとして強く残っていたと思われますが、単勝オッズ2.8倍の1番人気に推されます。

雨の影響で重馬場となり、先行馬有利の展開で、差し脚に多少不安が残りますが、早めに抜け出していた、2連勝中のディープインパクト産駒マウントシャスタを、ここでもメンバー中最速の上がりの脚で、直線で3/4馬身差かわしてゴールイン。

見事に重賞初勝利を達成しました。
ヒストリカルが今後、皐月賞(GI)に向かうのか、NHKマイルカップに向かうのか、両レースともに出走するのか、俄然注目が集まるところですが、NHKマイルカップを制覇した馬に相性がいい毎日杯勝ち馬は、クラシック戦線を占ううえで、外せない1頭です。

決定的なキレのある脚を持っているヒストリカル。

NHKマイルカップに出走した際には、要注意の1頭として記憶しておきたいと思います。

ステイヤーチャンピオン決定戦 天皇賞(春) JRA GI

マンハッタンカフェといえば、現在の競馬界において活躍している種牡馬ですが、マンハッタンカフェも天皇賞(春)を制した1頭です。
重賞勝馬も多く輩出し、レッドディザイア、ジョーカプチーノ、ヒルノダムールと3頭のGI馬も生まれました。

ヒルノダムールとは父仔での天皇賞(春)勝利を達成し、記録も残しています。

マンハッタンカフェはサンデーサイレンス産駒で、母親がサトルチェンジ。

2001年に3歳でデビューし、2戦目で初勝利を挙げます。
3戦目に皐月賞トライアルの弥生賞(GⅡ)へ出走しますが、惜しくも4着と敗れ、皐月賞への出走が叶わず、1ヶ月後の500万下条件のアザレア賞に出走するも、11着と惨敗。休養に入ります。
役4ヶ月の休み明けで2勝目を挙げると、中2週で臨んだ1,000万下の条件戦もクリア。
3勝目を挙げ、菊花賞トライアルのセントライト記念に向かいますが、ここでは4着と敗れてしまいました。
しかし、菊花賞への出走を果すと、ダービー馬ジャングルポケット、皐月賞とダービーで2着のダンツフレーム、神戸新聞杯を制したエアエミネムなどの強豪がいる中、出走メンバー中、2番目の上がりの脚を見せ、逃げるマイネルデスポットを半馬身かわし、GIタイトルを戴冠する事となりました。
そして年内の最終戦に暮れのグランプリ、有馬記念を選択。
テイエムオペラオー、メイショウドトウ、ナリタトップロードといった強豪古馬と対決。
後方から上がり3ハロン33秒9という猛烈な脚を繰り出し、圧勝。
GI2連勝を果し、翌年の活躍が期待されます。
そして4歳を向かえ、初戦に天皇賞(春)のトライアルレースである日経賞(GⅡ)へ出走。
単勝オッズ1.2倍の支持率を集めますが、有馬記念で見せた脚は影を潜め、伸びきれずに6着と惨敗します。
そんな中で臨んだ天皇賞(春)では、京都記念(GⅡ)と阪神大賞典(GⅡ)を連勝してきたナリタトップロード、阪神大賞典2着のジャングルポケットと再び対決。
休み明けを1戦して上昇気配のマンハッタンカフェは、ジャングルポケットとの叩き合いをクビ差制し、見事GI3連勝を果たしました。
この後、フランスで行われる凱旋門賞に出走するも、13着と敗れ、屈腱炎を発症してしまい、引退する事となりました。

GI3勝を挙げ、種牡馬としてもまだまだ活躍しているマンハッタンカフェを思い出しながら、今年の天皇賞(春)予想を楽しんでいこうと思います。

JRA 皐月賞 決戦

皆さんは皐月賞といえば、どのサラブレッドが目に浮かびますでし
ょうか?
私はやはり、ディープインパクトが思い出します。

2005年から2006年にかけ、競馬界のみならず、日本社会に巻き起
こした一大ムーブメントは、本当にすごいものとなりました。

皐月賞、ダービー、菊花賞、天皇賞(春)、宝塚記念、ジャパンカップ、
有馬記念と中央競馬界のGIを7つ、弥生賞、神戸新聞杯、阪神大賞
典のGⅡタイトルを手にし、年度代表馬2回、最優秀3歳牡馬、最
優秀4歳以上牡馬の栄誉も受賞。出走したグランプリのファン投票
は全て1位となるなど、ファンから熱い視線を浴び続けました。

フランスで行われた凱旋門賞(GI)では失格(3着入線)となってしま
ったものの、当レースでの単勝オッズは1.5倍での1番人気と、評価
は高いものでした。

そしてディープインパクトは競争生活から離れても尚、未だに話題
を提供し続けてくれています。

種牡馬となってから、今年3歳で走っている仔供達は2年度目の産
駒となる訳ですが、2年でGI3勝ちを含む、重賞14勝。種牡馬1
年目は、話題を呼ぶような配合が求められる傾向があり、2年目か
ら活躍が本格化する様ですが、確かに今年のディープインパクト産
駒の勢いは留まる事をしりません。今年は既に去年の重賞勝星を達
成しており、いよいよここから牡馬、牝馬ともにクラシックへと臨
んでいく訳ですから、期待するなと言われても無理があります。

ジョワドヴィーヴル、ディープブリランテ、アダムスピーク、ジェ
ンティルドンナ、ベストディール、ヴィルシーナ、ワールドエース
等等、目が離せない馬ばかりです。

まずは皐月賞で父仔制覇を達成出来る様、ディープインパクト産駒
を応援していきたいと思います。
今年の皐月賞予想まとめの際にディープインパクト産駒をチェックしたいと思います。